令和5年7月31日
高山町の竹と野生種スイカを活用したSDGsプロダクトが開発中
8/5(土) どんどこまつりで「ご当地クラフトコーラ」テスト販売
清栄薬品㈱(本社/生駒市北田原町)とAKjapan㈱(本社/生駒市ひかりが丘)、(福)いこま福祉会(本部/生駒市)の3者が協働で、本市高山町の竹と野生種スイカを活用したご当地クラフトコーラを企画開発しています。令和6年夏頃の商品化と販売開始を目指して、8月5日(土)に開催する「いこまどんどこまつり」で、テストマーケティングとして販売します。
なお、この取組は「いこまSDGsアクションネットワーク」の会員同士の連携で誕生しました。
■ クラフトコーラ×SDGs
今年 5 月、(福)いこま福祉会が放置竹林対策として、いこま里山クラブと共に淡竹を採取して加工するメンマ作りのワークショップ
を開催しました。食べることができない淡竹の端材を清栄薬品㈱に提供したところ、同社の特許技術によって抗酸化作用のある良質な
竹水が抽出されました。
また、同じ高山町では AKjapan㈱がボツワナ共和国を原産地とする野生種スイカを栽培していました。清栄薬品㈱は、野生種スイカの果
汁に血流促進効果があることに着眼。竹水とスイカ果汁を配合して、栄養価が高く熱中症予防にも効果的な「ご当地クラフトコーラ」の開発に成功しました。
この協業によって、本来捨てられるはずの淡竹の端材が再生され、竹林整備の意識向上や農業の振興、健康増進など、SDGs の達成に幅広く貢献できる新たな地域産品が生まれました。ご当地クラフトコーラを起点にして、ふるさと納税の返礼品をはじめ、飲食店や取扱店等の地域ぐるみでまちの活性化を図ります。
■ 販売概要
商品開発を担当した清栄薬品㈱及びAKjapan㈱の社員が出店します。アンケートを実施し、レシピの調整等を行ってから、今後商品化に向けて商品名やボトルラベルのデザインを決定する予定です。
1 販売日時・場所
令和5年8月5日(土)12:00~18:00 たけまるホール1階エントランスホール(北新町9-28)
※数量限定、売り切れ次第終了。
2 販売価格 1杯200円(税込)
◇いこまSDGsアクションネットワークとは
生駒市に関わる企業や市民団体、教育機関等が、それぞれの有する資源や知見・ノウハウを活かし、
目指すゴールや地域課題の解決に向けて連携することで、SDGsの達成や持続可能なまちづくりを推進することを目的としたプラットフォームです。7月31日現在、92の企業・団体等が会員登録し、パートナーシップでの目標達成に取り組んでいます。