お肌はアミノ酸でできている

お肌はとてもデリケート。「肌年齢」という言葉もあるように、実際の年齢は同じでも、お肌の違いで若く見えたり老けて見えたりするものです。
実は、お肌のいちばん外側にある角層(角質)の天然保湿成分の半分以上はアミノ酸でできています。 アミノ酸を補うと、お肌の美容と健康に役立つことがわかっています。

保湿に重要なアミノ酸

角層の中にある天然保湿因子(NMF)として重要なのがアミノ酸で、NMFの約半分はアミノ酸とアミノ酸からつくられる成分(PCA)で構成されています。
うるおいのある肌 うるおい不足の肌

加齢、アトピー性皮膚炎などの体質、エアコンによる室内外での急激な湿度変化、紫外線など、お肌の敵はさまざま。これによって、いちばん外側にある角層の水分量が減少すると同時に、角層のNMFの成分であるアミノ酸も減少してしまいます。 NMFに含まれるアミノ酸は、セリン、アラニン、グリシンなどです。 これらを含むアミノ酸の混合液をお肌につけると、角層の5層目までも浸透し、水分量を増加させる効果があります。

アミノ酸で本来のチカラを回復、すこやかで美しいお肌に

セリン、プロリン、アルギニンなど22種のアミノ酸の入ったクリームをお肌につけると、角層の保湿力やバリア能を保つ効果もあります。 アミノ酸は、角層の状態を整え、お肌本来のチカラを引き出し、ターンオーバー(お肌の新陳代謝)を正常にすることで、美肌へと導いてくれます。 お肌が本来持っているチカラを十分発揮するための基礎的な成分として、アミノ酸が活用されています。

美容成分「コラーゲン」もアミノ酸

肌にハリをもたせる美容成分として知られるコラーゲンも、実はさまざまなアミノ酸からできており、あなたの“きれい”に貢献しているのです。コラーゲンは体内で合成されるので、材料となるアミノ酸を食事から摂取することが大切です。

肌やカラダにやさしいアミノ酸

肌のpHに近い状態で洗浄能力を発揮
アミノ酸系の石けんや化粧品、ヘアケア用品は、低刺激性で肌や髪にやさしいのも特長です。
普通の石けんで20分おきに10回ほど手を洗うと、手はガサガサしてきます。
アミノ酸系の界面活性剤で洗うと、そうした感覚はほとんどありません。その大事な理由のひとつに皮膚のpHがあります。自然の状態の皮膚はpH5~6の弱酸性です。しかし、アルカリ性の強い石けんで繰り返し洗うと皮膚もアルカリ性になってしまいます。これが石けんによる肌荒れのおもな原因です。
アミノ酸系の石けんや洗剤は、出来る限り肌のpHに近い状態で洗浄能力を発揮するように工夫されているのです。

 

 

当社では日本酒から取り出したアミノ酸原料で
化粧品商品の開発が可能です。

令和4年度中小企業地域資源活用等促進事業助成金により作成したものです

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