成分について

アミノ酸系シャンプー は(アミノ酸・脂肪酸・アルカリ剤)で作られている、弱酸性界面活性剤です。マイルドな洗い心地で他種シャンプーに比べると高価です。皮膚や髪のタンパク質を構成しているアミノ酸と同成分で出来ている、肌と同じ弱酸性で髪や頭皮にやさしく潤いを与えてくれるのが特長です。

効能について

アミノ酸シャンプーは頭皮に優しい成分で作られており、保湿効果のある細かい泡で、頭皮の汚れを優しく洗浄してくれます。薄毛の悩みがある人にとって、適度な洗浄力で、頭皮に必要な皮脂を残しながら、髪を健やかに保ち、かゆみやフケを抑制する効果があります。

アミノ酸系シャンプーと一般的なシャンプーの違いとは

そもそもアミノ酸系シャンプーとは、アミノ酸由来の洗浄成分を使ったシャンプーのことをいいます。
代表的なアミノ酸系の洗浄成分としては、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンなどがあります。
洗浄成分の名前に、グルタミン酸やアラニン、グリシンといった単語がついている場合、その洗浄料はアミノ酸系と考えてしまって大丈夫です。
アミノ酸系の洗浄成分の特徴は、洗浄力が強すぎず、頭皮にうるおいを残しながら洗髪できることです。
また、髪や頭皮の材料であるタンパク質と同じくアミノ酸でできていることから、髪や頭皮への刺激も少ないといわれています。アミノ酸系の洗浄成分は高価なため、育毛シャンプーやサロン専売品のような高級シャンプーに使われる傾向があります。 安価な市販品では、よりやすいコストで製造できる高級アルコール系の洗浄成分が使われることが多いです。高級アルコール系の洗浄成分は泡立ちがよく、洗浄力に優れている反面、洗浄力が強すぎて頭皮に負担がかかりやすいというデメリットがあります。汚れと一緒に頭皮のうるおい成分も洗い流してしまったり、刺激を与えてしまったりするおそれがあるのです。

アミノ酸系シャンプーはフケ予防にも効果的?

頭皮が敏感な状態にある人にとって、アミノ酸系シャンプーを使うことは頭皮のトラブル防止につながります。
刺激が少なく、また頭皮に必要なうるおいを残しながらシャンプーできるため、頭皮の乾燥予防にもなるからです。
このことからアミノ酸系シャンプーは、フケの予防にもなります。
特に、乾燥が原因で起きる乾性フケの予防に効果があるといわれています。
フケの正体は、頭皮の角質が剥がれ落ちたもの。
細かいフケがパラパラと出るようなら、それは乾燥によって引き起こされたフケです。
高級アルコール系のような強力な洗浄成分で頭皮を洗ってしまうと、頭皮を乾燥から守る皮脂が失われ、頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
そのため、きちんとシャンプーしているのに、フケが出るという事態になってしまうのです。
しかし、洗浄力の強すぎないアミノ酸シャンプーならこのような心配はありません。
また、アミノ酸系シャンプーは過剰な皮脂が原因で起こる脂性フケの予防にも役立つケースがあります。
皮脂が原因で起きるフケと聞くと「洗浄力の強いシャンプーで頭皮の汚れをしっかり落とすべき」と考える人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
洗い過ぎによる乾燥が原因で皮脂の過剰分泌が起き、フケにつながることもあるからです。

アミノ酸系シャンプーはどんな人におすすめなのか

アミノ酸系シャンプーは頭皮への刺激が少ないといわれているため、頭皮がデリケートな状態の人でも使いやすいシャンプーです。
また、洗浄力が強すぎないため、頭皮が乾燥しやすい人にも向いています。
さらに、髪のタンパク質を守りながら洗えるので、髪のダメージが気になる人にもおすすめです。
ただし、髪や頭皮に優しいといっても、すべての人に向くわけではありません。
アミノ酸系の洗浄成分には泡立ちや洗浄力がやや弱く、強固な汚れを落としにくいというデメリットもあるからです。
もともと皮脂の分泌量が多く、頭皮がひどく汚れやすい人だと汚れを落としきれない可能性があります。
その場合は、もう少し洗浄力の強いシャンプーを使ったほうがかえって頭皮のトラブル防止に役立つかもしれません。
アミノ酸系の洗浄成分は優れた特徴から育毛シャンプーにもよく使われていますが、実際の相性には個人差があります。
シャンプー選びでは、自分の頭皮タイプに合った洗浄力のシャンプーを選ぶことが大切です。

当社では日本酒から取り出したアミノ酸原料で
スカルプケア商品の開発が可能です。

令和4年度中小企業地域資源活用等促進事業助成金により作成したものです。

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